Doorkeeper

フランス・アラカルト 第9回 写真の歴史 ニエプスからダゲールまで

2016-01-23(土)15:00 - 16:30 JST

入江アカデミア(深谷てててて編集局) 

埼玉県深谷市深谷町10-28

申し込む

申し込み受付は終了しました

今後イベント情報を受け取る

1,000円 会場払い

1人の参加者

すべて見る
1人のアカウント非公開の参加者

詳細

写真の誕生は、人類の夢である、現実の正確な複写という欲求に、促されてのものでした。
今日、「写真」は、いわゆるデジカメの普及で、万人のものとなりました。誰もが、呼吸をするような自然さで写真を撮り、自分一人で眺めるだけではなく、インターネットを通じて瞬時にシェアすることさえ可能な時代、逆に言えば、動く写真とも言える動画も含め、写真を見ずに一日たりとも過ごすことができない、そんな時代に、私たちは生きています。
しかし、一世紀半前に写真らしきものが誕生したばかりの頃は、これを扱えたのも、目にできたのも、実はごく僅かの人たちだけでした。それというのも「撮影」も「現像」も、非常に複雑な化学的プロセスを必要とした上、現在では写真の常識である、「複製」が作れない性格のものだったからです。
今回は、そうした写真の始原に遡り、忘れられた先駆者たちの、辛苦の足跡を、辿り直してみたいと思います。

講師: 橋本順一先生(慶應義塾大学名誉教授)
1948年(昭和23年)深谷市(旧豊里村)生まれ。慶應義塾大学文学研究科博士課程満期退学。1982-84年、フランス政府給費留学生としてモンペリエ大学、パリ第III大学に学ぶ。専門は19世紀フランス文学。とりわけフローベールが研究対象。最近は映画も。現在、慶応義塾大学名誉教授。
主要訳書に『レイモン・サヴィニャック自伝』、『ルイ十六世』(共訳)、『ドラキュラ・ホームズ・ジョイス―文学と社会』(共訳)

コミュニティについて

入江アカデミア

入江アカデミア

橋本順一先生(慶應義塾大学名誉教授)による『フランス・アラカルト』は、2016年度(平成28年度)で第4期目を迎えます。本年度からは教室が下記住所に変更になりますのでご注意ください。 場所:埼玉県深谷市緑ケ丘18-2

メンバーになる